ネガティブなニュースは、人の感情に大きな影響を及ぼす
新型コロナウイルス感染により外出自粛が長期化しています。
ストレスが積み重なり、精神的な不調につながることから、「コロナうつ」という言葉も出てきています。
日々気持ちの沈むようなニュースが流れてくることが多く、自然と気持ちが沈んでしまいますよね。
カリフォルニア大学の研究者ハワード・フリードマンとロナルド・リジオの報告によると、「みずからの不安を言葉や態度で強く表現している人が視界に入ると、自分も同様の経験をする可能性が高く、それによって脳のパフォーマンスが悪影響を受ける」とされています。
ネガティブな情報を受け続けると、ネガティブな感情が感染して、我々の脳や心が影響をうけてしまうわけです。
人の脳の神経細胞には、共感細胞とよばれるミラーニューロンがある
ミラーニューロンとは、霊長類などの高等動物の脳内で自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の両方で活動電位を発生させる神経細胞です。
他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように“鏡”のような反応をすることからミラーニューロンと名付けられました。
ミラーニューロンには他人のまねを促す働きがあり、この細胞のおかげで、私たちはまねをするという行為から学ぶことができます。
共感や学習などは、私たちが社会を作り上げるために必要な能力であり、ミラーニューロンのおかげで今の社会があるのかもしれません。
しかしミラーニューロンは、プラスの感情だけでなく、ストレスなどのネガティブな感情も人々に共感させてしまいます。
しかも、ネガティブな感情はポジティブな感情よりも影響力が強く、まるで感染症のように、多くの人たちにネガティブな感情が広がってしまいます。
このような感情の伝染を、心理学用語で「情動感染」といいます。
他者からのネガティブ感情によって心身を疲弊させない
他者のネガティブ感情によって心身を疲弊させないためには意識的に予防する必要があります。
まずはネガティブ感情の発生源を見ないようにすることです。
日常生活でテレビやネットのニュースは欠かせないものですが、必要以上に見たり、聞いたりすることは避けましょう。
次に、そういった情報に影響を受けている自分を客観視してみましょう。
この「自分が認知している物事を、もう一人の自分が客観的に認知し、制御している状態」を心理学用語で「メタ認知」といいます。
メタ認知は、自己管理能力を向上させるのに有用な能力であるとされていて、ネガティブな情動感染の予防にも有効です。
脳をポジティブな状態に!
ネガティブな情報からから離れることができたら、次は、ポジティブ感情が刺激されるモノやコトにふれると良いですね。
好きな映画や音楽に触れるとか、散歩や運動するとか。
普段の生活の中で、意識してネガティブな情報を避け、自分にとって心地よいことを取り入れていきたいものです。
そして脳をポジティブな状態にしたいですね。
自分は今までブログで体のメンテナンスについて記事にしてきました。
最近では健康であるためには、体だけではなく、心や脳の状態を良くすることが必要だと感じます。
これからは、心や脳のメンテナンスについても考えていきたいと思っています。
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