花粉症の治療の基本は抗アレルギー剤の内服と、抗アレルギー剤やステロイド剤の点鼻、点眼
春の花粉症シーズンがやってきました。
自分も花粉症歴は長くて、30年以上のお付き合いになります。
花粉症の治療の基本は抗アレルギー剤の内服と、抗アレルギー剤の点鼻、点眼です。
症状が強くなってくると、ステロイドの点鼻、点眼も使います。
それで概ね症状は抑えられますが、花粉量の極期には、鼻閉、鼻水や強い目のかゆみに悩まされたりします。
そこで自分が追加で行っている対策で、有効だなーと感じる方法が2つありますので紹介します。
鼻症状に対する、私的対策~アレルシャット~
まずは鼻の症状に対してです。
アレルシャットという製品になります。

軟膏を綿棒につけて、両方の鼻にまんべんなく、塗り付けるものです。
ドイツ生まれの製品で、クリームの高密着フィルター効果で花粉をキャッチし、鼻の中にしっかりとどめてくれます。
うちは息子も花粉症で、小さい時から一緒に治療していました。
そんな中20年近く前から、知人より勧められて使っています。
小さい子供に、できるだけ薬は使いたくなくて、ずっと軟膏を朝夜使っていました。
いつからか薬局では下記の日本製の製品に置き換わりました。
花粉ガードEXという商品になります。

同様に使えますが、軟膏の硬さの感じから、個人的にはアレルシャットのほうが好きでした。
大差はありませんので、好きなほうで良いかと思います。
即効性のある治療ではありませんので、早期から始めたほうがよいです。
鼻のところで、花粉をブロックしてくれます。
体内に吸収されるのもではありませんので、お子さんにも使いやすいと思います。
うちでは抗アレルギーやステロイドの点鼻をした後に塗っていました。
自覚的にはかなりの効果があると思っています。
あまりお勧めの記事とかないのが、いつもすごく不思議に思います。
値段の高いものでもないので、一度試していい方法だとおもっています。
目症状に対する、私的対策~越婢加朮湯~
次いで目のかゆみです。
こちらは漢方薬で、「越婢加朮湯」になります。

自分は病院で出してもらっています。
漢方薬を出している、もっともメジャーな薬品会社がツムラになります。
薬局でも買えるようですが、製薬メーカーはツムラではありません。
基本的な薬効には大差ないのではないかと思います。
目のかゆみをかなり抑えてくれます。
結構即効性があります。
身近の人にも有効な方がみえました。
漢方薬は同じ症状でも、人によって効いたり、効かなかったりします。
ハマると著効することがしばしばあります。
2,3日飲んで効果を試してみる価値があります。
効果を感じなければやめてしまえばOKです。
越婢加朮湯は麻黄という生薬を多く含みますので、体力のある人や若い人向けです。
短期間飲む分には、副作用はほとんど出ないと思います。
ただ人によっては胃腸症状の副作用(食欲不振や下痢など)が出るかもしれませんので、購入される場合は薬局で相談してからにしてください。
他に花粉症の漢方で、鼻水に対して小青竜湯という薬があり、こちらのほうがメジャーです。

自分は数日飲んで効果を感じなかったのでやめましたが、これも効くひとには効くのだろうと思っています。
西洋医学的アプローチで効果不十分な時に、試してみる価値はあります
以上自分的に有効だと思う、花粉症対策を2つ挙げてみました。
最初にも書きましたが、西洋医学的な治療が基本ですし、効果も期待できます。
ただ西洋医学的アプローチで効果不十分な時に、花粉をブロックするものや、東洋医学的なものが良く効くってことは、少なからず経験します。
自分もいろいろ試してきました。
合う合わないはあると思いますが、一度試す価値ありだと思っています。
おまけ~商品のネットでの購入について~
まずはドイツ生まれのアレルシャット
次いで日本製の花粉ガードEX
次いで越婢加朮湯、一元製薬やジェーピーエス製薬で市販されています。
最後に小青竜湯、こちらはツムラで市販されています。
本文中でも書きました、漢方薬の購入される際には、薬局で一度相談してみてください。
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